どんな結果でも受け止められるようにするには、良い結果と悪い結果を想像しておくこと。

僕のメンタルの弱さには自信がありました。
ちょっとしたことで自信をなくし、そのまま立ち直れないことなどザラにありました。
自分の甘さで失敗すると、それもまたくよくよの原因になったり。

この、「メンタルの弱さ」なのですが、自分ではどうにもならないと勝手に思い込んでいました。
しかし、視点を変えると面白い見方ができるのですね。

佐々木正悟さんの「ライフハック心理学」より。

当然賞賛されていいと思うほどの企画書を提出して、逆に激怒されると、気が強い人でも傷つく。
「ショックを受ける」からだ。
ショックはギャップから生まれる。
ほめられると思っていたところに激怒されては、ギャップを感じて当然だ。

なるほど、自分の評価と他人の評価のギャップを感じる時に「傷つく」のですね。

では「傷つかない」ようにするためにはどうすればいいのか。

もっとも有用な心がけは「甘い見通しと厳しい見通しの、両方を常に意識すること」である。
〜〜〜〜
心が傷つくのはギャップを感じるからだ。
見通しが甘いせいで、心は傷つく。
ほめてもらえるはず、良い返事がもらえるはず、と思っているところへきつい一言を浴びせられると、心理的な衝撃をうけるわけだ。

あまり甘い見通しばかり立てていると、ついつい心に隙ができてしまうのですね。
しかし、だからといって甘い見通しをすべて捨ててしまうのも問題だと佐々木さんは語っています。

自信とはすなわち、甘い見通しなのである。
「これだけのことをしたんだから、ほめてもらって当然」と思えることが何もなければ、大変つらく味気ない人生を送らなければならないだろう。
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そこで、両方の見通しを常に持つように意識する。
すなわち、自尊心ゆえに甘い見通しを立てるようにすると同時に、相手のあることゆえに厳しい見通しも立てておく。
大事なのは甘い見通しを立てないことなどではなく、ショックを受けないようにすることなのである。

今までの僕は極端でした。

甘い甘い見通しだけ立てて、結果が散々だとそれだけで自分で傷ついて。
次に同じことをしようとしたときには全く自身が持てず、失敗をすぐにイメージしてしまい、結果うまくいかない。

でも、どちらかだけではダメなのですね。

厳しい結果もあり得るし、いい結果もあり得る。
そのどちらの可能性も想像しておくことで、自分の中でのギャップを小さくしておけばいいのです。

甘い見通しだけを立てるというのでは、隙を見せすぎている。
しかし甘い見通しを全く立てないというのも、すでに述べたとおり過剰防衛というべきだ。
「傷つきたくないから、私はなんであれ期待しないようにしている」という人は少なからずいるが、そのように言う人はすでに傷つきすぎているのである。

期待は、するべきである。
同時に、意に反した反応も予測しておく必要がある。
これは訓練次第で、できるようになる。
他人から、何らかの評価を受けねばならない立場になったときは、自信を持ちつつも無防備にならないようにすることだ。
いつかそれができるようになると、対人関係がずっと面白いものになる。

いい結果と悪い結果。どちらの結果も意識する。ちょっとずつ自信のメンタルの強さが磨かれる事を期待しつつ、日々気をつけてみようと思います。

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あとがき

自分のメンタルの弱さは、常々どうにかしたいと思っていたときに、ちょうど佐々木正悟さんの本に興味深い記述があったのでついまた引用してしまいました。

思えば佐々木さんのこの本からはかなり参考になることが多かったように思います。
それだけ普段、心理的な部分で自分の足を引っ張っていたのかもしれません。

引用の多さはさておいて、こうやってアウトプットすると、あとで非常に印象に残ります。
同じ文章を自分も同じようにアウトプットする。写経書写のようなものかもしれません。

学校の授業では写経書写は嫌いだったのですが、今になって写経書写の良さを感じる、なんだか不思議なものです。

追伸:写経じゃないですね。書写でした。2010/12/02 13:03修正

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